ROCK IN JAPANが開催1か月前に中止に追い込まれました。
茨城県医師会の要請にしたがい、中止を決定しましたが、要請の内容が、根拠に基づくものでなく、具体的でなく、甚だ無責任だと感じざるを得ないです。
<要請事項>
1 今後の感染拡大状況に応じて、開催の中止又は延期を検討すること。
2 仮に開催する場合であっても、更なる入場制限措置等を講ずるとともに、観客の会場外での行動を含む感染防止対策に万全を期すこと。
茨城県医師会HPより
ガイドラインに従って運営方法を決めているのだから、ガイドラインの欠陥を指摘したうえで、「追加的な措置として、●●を講じてください。」とか、納得感のある説明がしてほしかったです。
イベント主催者は、感染症の専門家ではないのだから、一般人が理解できるよう説明してほしかったです。
長い前置きは置いといて、、本当にフェスは危ないのか⁉ 実は何とも言えないと思います。
その理由は、各フェスがそれぞれ厳しい感染対策を講じたとしても、それをどこまで観客が守るかに掛かるからです。
先日福岡で実施された『Number SHOT』でどういう対策が講じられ、きちんと守られるたのか、
レポートします。
来場者リストを作成し、クラスターを管理する
NUMBER SHOTでは、感染症対策として大きく3点が掲げられていました。
- アプリの活用
- 問診票の入力
- マスク着用などの対策
厚生労働省 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)、NUMBER SHOT公式アプリを事前にダウンロードすることが求められています。
特に、公式アプリでは、個人情報を登録し、感染者が確認された場合は、公的機関に来場者リストを提供することとなっています。
NUMBER SHOTは、基本的に座席指定なので、場合によっては、濃厚接触者を特定することが可能になります。
感染対策は国内トップレベル
感染対策としてしっかりした仕組みを作ったとしても、当日蓋を開けてみたら拍子抜けしてしまうのではないかとも想像していた。
が、当日参加してみて、これまでしっかりとした運営は見たことないかもしれない、国内トップレベルのオペレーションだったのではないかとも思っている。
入場時、COCOAで濃厚接触者でないことを確認されました
COCOAの事前ダウンロードはアナウンスされていましたが、当日に14日間以内の濃厚接触者との接触歴がないことを確認するとは思わなかったです!
ちなみに、私は2日間参加したこともあり、2日目には「濃厚接触者なし」を示すページをいきなり提示してしまったところ、一つページを戻して、再度開くよう言われました。
(キャプチャーではないことの確認でしょうか⁇)
徹底ぶり、Very goodでした!そして、お手数をおかけしました、、
その後は、公式アプリ上での問診票への入力の確認もありました。
COCOAと公式アプリは携帯にダウンロードしていた一方、チケットはタブレットに落としてしまったため、やや焦ってしまいましたが、係員さんは優しく待ってくれました。
飲食スペースでは、お客さんが席を立ったら、都度、消毒してくれていた
飲食スペースは、立ちと座りがありました。
立ちのほうは、定期的に消毒しているようでした。
で、座りの方が凄かったです。
お客さんが飲食を終えて席を立つと、すかさず係員さんが消毒に駆けつけていました。
私が利用していた時は、漏れなく消毒しているのをこの目で確認しましたし、ブースを通りかかると必ず1名の係員が目を光らせているのが見えました!
また、自分はステージから遠い席だったので現地では気づけなかったのですが、最前スタンディングブロックでも、転換中に消毒が入っていたようです。
この写真の何が凄いって、柵もフロアも消毒しているんだというのが、1枚で分かるところ!笑
投稿者さん、良い写真をありがとう!
前後左右が空いている+時折1列丸々空いているところもあった
ドームクラスだと隣の人との間隔が狭く、棒立ちにならざるを得ない状況になりますが、人の間隔が空けられ、自由にジャンプしたり体を揺らしたりできるのが、コロナ禍のライブの唯一の良い点です。
NUMBER SHOTでは、前後左右が空いているだけでなく、1列丸々空いているブロックもあり、会場内での密は、抑えられていました。
まとめ
2週間後に、無事クラスターが出なかったとの報告を待ちたいと思います。